高齢者福祉施設でのイベント

サイトウ・メモリアルアンサンブルの活動範囲を広げるため、まず地元世田谷でのイベント活動を行ってみようと考えました。せたおん(せたがや文化財団音楽事業部)へ連絡してみましたが、どうも反応がイマイチな感じがありましたので、目先を変えて世田谷区社会福祉協議会へアプローチを試みました。

世田谷区社会福祉協議会の方とお会いして、我々の活動内容などを一通りご説明し、取り敢えず先方からの連絡を待つことにしました。お話した感触では、ボランティア活動が主のようでしたが、有料イベントの開催なども行っているようだったので、条件が合えば引き受けてみようかな…と思いました。

間もなく世田谷区社会福祉協議会から連絡があり、アライブホームという高齢者福祉施設から、施設内でイベントを開催できないか問い合わせが来ているとのことでした。後日、アライブホームを訪問し、イベント開催に向けて打ち合わせを行いました。当初は小津映画音楽イベントを想定していましたが、会場の規模、予算、時間などから別なプログラムを提案することになりました。

結局、トリオ編成(歌とアコーディオン、ピアノ、ヴァイオリン)になり、私はサポート要員としてPCをプロジェクターへ投影する係を担当することになりました(ボランティアです…)。イベントのプログラムは、歌とアコーディオン担当の増井裕子さんが主に考えてくれました。

イベント当日は、増井さんの企画が良かったこともあり、お年寄りの方たちが大変楽しんでくれている様子が、近くで見ていた私にも十分に伝わってきました。スタッフの皆さんにも概ね好評だったらしく、施設側からは継続してイベント開催をお願いできませんか…と打診されました。

無事にイベントも終了し、夕方からは慰労会ということで参加メンバーと一緒に鰻重を食べに行きました。今後、今回の様な高齢者福祉施設でのイベント活動を続けるべきか否かですが、参加メンバーの意見としては、予算的に少々厳しく、また準備にもそれなりの時間と労力を費やすため、継続するかどうかは微妙ですが、条件次第…とのことでした(苦笑)。

後日、長年にわたって高齢者福祉施設でイベント活動を継続している親族に話を聞く機会がありました。親族の話によると、他の施設はもっと予算的に厳しいことが分かり、むしろアライブホームは良心的ではないか…との見解でした。

今回のイベントに使用したパワーポイントのデータは、増井裕子さんの次女萌さんが作成したものに、私が多少手を加えました。PDFに変換したものを以下に掲載しますので、何かの参考にしていただけたら幸いです。

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