EXPO70(大阪万博)でみどり館のコンパニオンを務めた桑原由紀子さんが、昭和54年(1979年)から始めた関係者への貴重なニュースレターの続きです。桑原さんから特別に許可をいただき、アストロラマニュースレター①では、第1号(1979年1月20日発行)~第107号(1999年10月20日発行)、アストロラマニュースレター②では、第108号(2000年1月5日発行)~第130号(2011年6月20日発行)までのニュースレターを掲載しました。
①②に引き続き、アストロラマニュースレター③では、第131号(2012年3月11日発行)~最新号までのニュースレターを掲載させていただきます。先頃、驚きのニュースが舞い込みました。2025年に、もう一度大阪で万博が開催されることが決定したそうです。しかし、これについては、素直に喜んで良いものか微妙なところですが…。
東京オリンピックに続いて、大阪万博が開催されるという流れは前回と一緒ですが、社会情勢や国民の意識、生活水準などが大きく変化しており、単純に歓迎すべきイベントではなくなったことだけは間違いないでしょう。
桑原さんのニュースレターの中に貴重な証言がいくつも出てきますが、1970年頃の日本は未来への希望に満ち溢れていた時代であったことがよく分かります。あの頃の輝きは一体何だったのか、当時を客観的に振り返る意味においても大変価値のある資料ではないでしょうか。
画像データが重いため、表示に少々時間がかかるかも知れませんが、何卒ご了承ください。みどり館の音楽を担当した、亡き父自身がピアノ演奏する「前進」のテーマ音楽とともに、是非ご覧になってください。