劇団にんげん座2019年度公演『六区のあかり』
令和の時代に、70代から80代が大活躍!後期高齢者が歌って踊る♪
古き良き浅草演芸が今蘇る!往年のビッグスター、青空うれし、世志凡太、春日宏美、安宅忍ほか、熟年世代が多数出演♪
少子高齢化時代のトップランナーたちが大集結!高血圧、糖尿病、慢性腎不全、前立腺肥大、痛風だってへっちゃらさ~♪
劇団にんげん座より、皆様にお知らせです。
2019年度公演『六区のあかり』を開催します。
10月25日(金) 14:00-16:30 18:00-20:30
10月26日(土) 11:00-13:30 16:00-18:30
10月27日(日) 11:00-13:30 16:00-18:30
会場:雷5656会館5階ときわホール
前売:4500円 当日:5000円
チケットのご購入及びお問い合わせは、下記チケットセンターまでお願いします。
劇団にんげん座チケットセンター Tel.03-3589-8479(平日9:00~18:00)
皆様のご来場を、心よりお待ち申し上げます♪
電話予約、絶賛受付中!
ネット予約非対応!超アナログです♪ご注意ください!
『六区のあかり』あらすじ
浅草六区に近いところに飲食店が集まる横丁があります。ぜんぜん目立ちませんが『仲良し横丁』と呼ばれています。
手を入れない、ほこりまみれの汚れた店に、人々が足を運ぶ訳がありません。しかし、淋しい路地裏商店街は近隣の人たちの安らぐ場所でした。
そんななかに明治時代から続いている芸能斡旋の事務所が健在です。しかし、明治四十年を境に伝統ある芸能が次々と消減しようとしています。
たとえば、浅草に根を下ろした安来節、浪曲、寄席芸、レビューだってそうだし、流行歌も元気がない。映画会社が倒産し、六区に並んでいた映画館も廃業に追い込まれました。
芸人を日本中に送り込んでいた芸能斡旋の老舗『旭芸能社』の三代目を継いだ浅田社長は今後の見通しに迷っています。
大勢の才能ある演芸の芸人たちが当面の仕事が空いている。そこで現有勢力で芸能の楽しさを誇示する一大イベントを考え出します。
ふとした切っ掛けで流しの夫婦コンビを育てたが、これが軌道に乗って順調に育った時代は芸能不振。しかも女房が病を得て仕事ができない。
社長の勧めで歌を唄わせてみる。精神不調の彼女の奥底に思い出の歌曲が蘇る。
仲間たちの好意がひとりの病人を蘇生させることができる。
芸というものはこういうものなのだ。ささやかな芸でも人生には必要な要素なのだ。楽しい芸能は今こそ必要なのだ。思い描いた芸能ショーが幕を開ける。
懐かしい芸人・歌手たちが好意を持って舞台を飾ってくれる。
浅草から芸能を消してはならない。浅草こそ芸能の大切な生産地なのだ。生きているかぎり、わたしたちは芸能の灯りを燈し続けよう。
なお、劇中に登場する昭和歌謡の音源を、ほんの少しだけご紹介します。