10/24、25の「小津安二郎 弦楽トリビュート・ライブコンサート」が無事終了しましたことをご報告致します。今回のイベントでは24日には、小津監督の姪御さんに当たる小津亜紀子様、25日には女優の中井貴惠様もお越し下さいました。

また、今回はお越しいただけませんでしたが、全国小津安二郎ネットワーク会員の小野様と、講談社「小津安二郎 新発見」で父へのインタビュー記事を書かれた奥田様からもご連絡をいただき、小津映画音楽の生演奏に対する期待度の高さを再確認することができました。

来場した方(元商社マン)からは、小津作品及び小津映画音楽が意外にもアメリカで大変人気があるというお話しも伺うことができました。ヨーロッパにおける小津人気は存じておりましたが、アメリカにも小津作品及び小津映画音楽の愛好者が沢山いるという情報は予想外でした。

私は、小津監督と父高順とのエピソード等をパワーポイントを使ってご紹介しましたが、2日目は左隣に中井貴惠さんがいらしたせいか妙に緊張してしまい、危うくナレーションを失敗しそうになりました(苦笑)。とにかく、無事にイベントを終えることができてホッとしています。

それにしても、モメカルの皆さんの熱心さには心を打たれました。お忙しい中、アレンジやリハーサルの時間を作るのも大変なのに、ちゃんと小津作品もご覧になっていて、どんなシーンに音楽が使われているのかも頭に入れた上で、感情を込めて演奏して下さったのには本当に感動しました。

また、私が提供したオリジナルの楽譜もよく見ていただいたようで、作曲者の意図なども考慮しながら演奏して下さいました。それに、演奏だけではなくトークも大変お上手で、ユーモアを交えたお話しぶりなど実に堂に入ったものでした。親子ほども年の離れた私ばかりが一人ソワソワしてしまい、全くお恥ずかしい限りでした(苦笑)。

今後も、小津映画音楽の企画は継続していきたいと考えています。イベントの予定等が決まりましたら、また当サイトで告知したいと思います。

モメカルの皆さん、スタッフの方々大変お疲れ様でした。また次回のイベントでお会いしましょう。ではまた。(^.^)/~~~

モメカル リハーサル風景
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女優の中井貴惠さんと
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